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ルンバなどロボット掃除機の買取事情|型番で査定額が変わる

「そろそろ買い替えたいけれど、まだ動くしもったいない」「ダストボックスの掃除をしていて、ふと『これ、売れるのかな』と気になった」。こんな経験はありませんか。

はじめまして、整理収納アドバイザーの佐藤優子です。元家電メーカーの広報を8年勤めたあと、現在は整理収納と家電活用のご相談を受けています。ロボット掃除機は、型番によって査定額が数千円から数万円も変わる家電です。同じルンバでも、i7とi7+では1万円以上の差がつくこともあります。

今日はあなたのお家のルンバを一番よい形で次の持ち主へ繋ぐコツを、相場・型番・売却前の準備・手放し方の順で、ご一緒に整理していきましょう。

ロボット掃除機の高価買取一覧はこちら

ロボット掃除機売る前チェック
売却前は型番保存、付属品確認、バッテリー稼働、アプリ初期化、清掃を順番に確認。査定額だけでなく、Wi-Fiやマップ情報など個人情報の保護にもつながります。

ロボット掃除機の買取相場|シリーズ・型番別に見る目安一覧

まずは気になる「うちのルンバはいくらで売れるの?」というお話から始めます。

ロボット掃除機の買取相場はシリーズと型番でかなり幅があり、10年以上前のモデルでも数千円で買い取ってもらえることがあれば、最新モデルなら5万円を超えるケースもあります。

シリーズ別の買取相場(500系〜現行モデルまで一覧表)

大手買取業者「高く売れるドットコム」の情報を参考に、ルンバのシリーズごとの買取相場の上限目安を整理してみました。

シリーズ買取相場の上限目安
sシリーズ(s9+ など)〜58,000円
iシリーズ(i7+、i5+ など)〜44,000円
eシリーズ(e5 など)〜23,000円
900シリーズ(980、960 など)〜22,000円
800シリーズ(885、870 など)〜20,000円
700シリーズ(770、760 など)〜18,000円
600シリーズ(643、606 など)〜10,000円
500シリーズ(577、537 など)〜5,000円

「500シリーズでも値段がつくの?」と驚かれた方もいるかもしれません。状態や付属品の有無で変動はしますが、意外と古いモデルでも売れるケースはあります。「もううちのは古すぎるから捨てるしかない」と決めつけずに、まず査定に出してみるのがおすすめです。

2025年4月以降、ルンバのラインナップは新しいネーミング体系に刷新されました。エントリーの「105」「205」、ミドルレンジの「Plus 405」「Plus 505」、フラッグシップの「Max 705」が並びます。2026年に入ってからは日本向けモデルとして「Roomba Mini」(2月末発売)と「Plus 515」(5月発売)も加わりました。ご自宅のモデルと見比べたい方は、アイロボット公式サイトを覗いてみてください。

型番別の代表的な買取相場

もう少し具体的に、型番コード別の相場も見てみましょう。買取業者リファンの2026年7月時点の価格表から、代表的なモデルを抜粋しました。

型番コードモデル名新品上限中古上限
X185060Max 705 Combo +AutoWash91,100円52,100円
N185060Plus 505 Combo +AutoWash30,100円18,500円
Y351060105 Combo +AutoEmpty22,100円11,500円
Y311060105 Combo14,100円6,500円

同じシリーズでも「+AutoWash」「+AutoEmpty」といった付加機能があるかないかで、査定額が1万円以上変わることが分かりますね。ここが「型番で査定額が変わる」というテーマの核心です。

なお、ブラーバやRoborock、Anker Eufy、SwitchBotといった他ブランドのロボット掃除機にも、同じ考え方が当てはまります。ブランド・型番・世代の3つを押さえておくと、査定額のイメージがつかみやすくなります。

ロボット型ではないですが、掃除機といえばダイソン。ダイソンについては以下の記事で詳しく解説しておりますで、よかったら覗いてみてください。

関連記事: ダイソン買取で絶対に確認すべき5つのポイント|箱なし・故障品でも高く売る方法

あなたのルンバの型番はどこで確認する?|査定額が変わる理由と型番の見つけ方

「型番と言われても、うちのルンバがどのモデルなのか正直よく分からない」というお声はよくいただきます。私自身、外箱を早々に処分してしまって型番探しに小一時間かかった経験があるので、お気持ちはよく分かります。

なぜ型番で査定額が数千円〜数万円変わるのか

家電メーカーの広報時代からずっと感じていたのですが、型番は製品の履歴書のようなものです。発売された年、搭載機能、世代、上位モデルなのか下位モデルなのか、その情報すべてが型番に凝縮されています。

ルンバの場合、「+」がついているモデルはクリーンベースという自動ゴミ収集ステーションが付属します。本体単体のモデルより数千円から1万円以上高く査定される傾向があります(差額は業者・時期・状態によって変動します)。同じi7でも、i7とi7+では明確な価格差がつくのが実情です。

またAIカメラで障害物を回避するjシリーズ、水拭きも可能なComboシリーズ、フラッグシップのsシリーズなど、世代ごとの技術差もそのまま査定額に反映されます。

型番の確認方法3ルート(本体底面/元箱/iRobot Homeアプリ)

型番を確認する方法は、大きく3つあります。

  1. 本体裏側のシールを見る。ルンバをひっくり返すと、裏面に「Model No.」と表記されたシールが貼ってあります。埃で読みにくいときは、湿らせた布で軽く拭いてから確認するときれいに読めます
  2. 元箱を確認する。外箱の側面や上部にモデル名や型番コードがプリントされています。箱を保管していれば、ここが一番早いルートです
  3. iRobot Homeアプリで見る。アプリを開き、対象ロボットのホーム画面から「ロボットの設定」をタップし、「(ロボット名)について」などのメニューでモデル情報とシリアル番号を確認できます(アプリのバージョンによって表記が異なる場合があります)

3つ目の方法はいちばん手軽ですが、後述する「アプリからロボットを削除する」作業をするとアプリからも情報が消えてしまいます。あらかじめスクリーンショットで型番を残しておくと、あとで慌てずに済みます。

iRobotのシリアル番号の確認方法というFAQページも公開されています。本体裏の21桁の英数字までしっかり確認したい方は、こちらもご参考にしてください。

査定額を左右するチェックポイント|付属品・外箱・バッテリー・年式・並行輸入品

型番が確認できたら、次はご自宅のルンバの「状態」をチェックしてみましょう。買取業者は、同じ型番でも状態によって査定額を数千円から数万円単位で調整しています。

付属品と外箱の有無がここまで違う(減額幅の目安)

査定額に大きく響くのが付属品です。特にクリーンベース(充電台)は本体とセットで初めてフル機能が使えるため、欠品していると1万円近い減額になることもあります。主な付属品と減額目安を整理すると次のようになります。

欠品しているもの減額目安
クリーンベース(充電台)〜10,000円
ACアダプター数千円
デュアルバーチャルウォール〜3,000円
リモコン(旧モデル対応)〜3,000円
元箱・保証書・説明書一式セットで揃うと数千円加点

私自身、家電を購入したときは「箱と説明書の定位置」を家の中に決めるようにしています。玄関収納の上段、というふうに家族全員で共有しておくと、いざ手放すときにすんなり出せて助かります。

バッテリー劣化と年式のシビアな査定基準

ロボット掃除機のバッテリー劣化は、査定額にそのまま直結する要素です。多くの業者では「フル充電から1時間以上稼働できるかどうか」を目安にしています。1時間を切ると数千円の減額対象になり、まったく充電できない場合はジャンク品扱いになるケースもあります。

年式についても、製造からおおむね10年以上経過したモデルは買取対象外とする業者が増えてきました。500系や600系の初期モデルをお持ちの方は、動作品かどうかを事前に確認しておくと安心です。

「バッテリーがだいぶ弱ってきたな」と感じたら、そこが売り時のサインです。無理に使い続けるより、動くうちに手放したほうが結果的に手取りは多くなります。

意外と見落とされる「並行輸入品」チェック

海外仕様の並行輸入品は、日本国内の買取業者だと査定額が大幅に下がるか、そもそも買取不可となるケースがあります。特にフリマアプリで安く手に入れた個体を売ろうとするときは、次の点を確認してください。

  • 本体に技適マーク(電波法適合表示)がある
  • 外箱や説明書が日本語で表記されている
  • 正規の保証書(アイロボットジャパン発行)が添付されている
  • PSEマーク(電気用品安全法適合表示)がある

「安く買えたのに、売るときに値段がつかなかった」というご相談を、実際に受けたことがあります。買い替え時のことも考えて、購入する時点で正規品かどうかを確認しておくと後々安心です。

売る前に必ずやるべきこと|アプリ削除・工場出荷リセット・個人情報の完全保護

ここからは、査定額を守るためというより、ご自身の安心のためにやっておきたい作業のお話です。

なぜ「そのまま売る」は危険なのか(残るデータの正体)

Wi-Fi対応のロボット掃除機には、思っている以上の情報が保存されています。

  • 家のWi-Fi接続情報(SSID・パスワード)
  • iRobotアカウントの連携情報
  • 部屋の間取り(マッピングデータ)
  • 掃除履歴・稼働ログ

「掃除機なのに個人情報?」と最初は驚かれるかもしれません。私も最初にご相談をいただいたときは同じように感じました。でも、家中を毎日走り回って、Wi-Fiにも常時接続している家電ですから、情報が残るのはむしろ自然なことです。

売る前の完全リセット3ステップ

売却前の初期化は、次の3ステップで完了します。所要時間は10分ほどです。

  1. iRobot Homeアプリから工場出荷時状態に初期化する。ホーム画面から「ロボットの設定」をタップし、「ROOMBAを削除/初期化」→「ROOMBAを工場出荷時の状態に初期化する」の順に進みます。この操作でクラウド上のマップデータやアカウントとの紐付けも解除されます
  2. 本体を再起動する(アプリ操作の補助として)。iシリーズ・jシリーズ・sシリーズなど新しいモデルはCLEANボタンを約20秒、500系・600系など旧モデルは約10秒長押しすると再起動されます。Wi-Fi情報や個人データの完全削除は、アプリからの初期化操作で行ってください
  3. 外装を軽く清掃する。ダストボックスのゴミを捨て、メインブラシに絡まった髪の毛やペットの毛を取り除き、センサー部分を乾いた布で拭きます

清掃までしっかり済ませておくと、業者側の印象もぐっと良くなります。査定額アップに繋がるだけでなく、次に使う方が気持ちよく受け取れる状態になっていることが何より嬉しいですね。

なお、アプリからロボットを削除する前に、型番のスクリーンショットを忘れずに撮っておいてください。査定申し込みのときに型番を聞かれるので、その一手間があとで効いてきます。

買取業者・メルカリ・処分の使い分け|あなたに合う手放し方はどれ?

準備が整ったら、次はどこで手放すかの選択です。手放し方には大きく3つの選択肢があり、それぞれ向いている方が違います。

買取業者に売るメリットと向いている人(宅配・出張・店頭の使い分け)

買取業者の魅力は、なんといっても「即金・確実・手間が最小」の3拍子です。方法によってさらに使い分けができます。

  • 宅配買取 → 地方在住の方、忙しい主婦の方に。梱包キットを送ってもらえる業者を選ぶと、資材の準備すら要りません
  • 出張買取 → ルンバ以外にも手放したい家電がある場合、まとめて査定してもらえます。女性一人での立ち会いが不安な方は、同席型のスタッフが訪問してくれる業者を選ぶと安心です
  • 店頭買取 → すぐに現金化したい方に。査定額に納得できなければその場で持ち帰りできる気軽さもあります

整理収納の観点からお伝えすると、「決めて→動いて→片付く」のリズムを作れるのが業者買取のいちばんの強みです。フリマの取引を数週間待つより、まずは無料査定でざっくりの金額を知ってから判断すると、モヤモヤせずに済みます。

メルカリに出す場合の判断軸(実勢データ比較)

時間に余裕があるなら、メルカリで直接売る選択肢もあります。メルカリの公式コラムによると、2024年の取引データでは、新品未使用のルンバの平均取引価格は約30,300円、「やや傷や汚れあり」の状態でも約12,000円だったとのことです。業者相場より少し高めに売れる傾向があります。

ただし、メルカリでの売却には次のような手間がかかります。

  • 商品の写真撮影(複数枚)
  • 出品文の作成
  • 購入者からの質問対応
  • 梱包・発送
  • 到着後のトラブル対応

「1時間3,000円で自分の時間を換算すると、業者買取との差額は本当にお得なのか」と考えてみると、判断がしやすくなります。ちなみに12月はロボット掃除機の取引がピークを迎える月なので、少しでも高く売りたい方は年末を狙ってみるのも一つの手です。

売れなかったときの処分ルート(家電リサイクル法との関係)

「古すぎて買取もフリマも難しそう」というときは、処分ルートを考えます。

一般財団法人家電製品協会の家電リサイクル法の解説ページによると、家電リサイクル法の対象はエアコン・テレビ・冷蔵庫/冷凍庫・洗濯機/衣類乾燥機の4品目のみです。ロボット掃除機はこの4品目には含まれません。

その代わり、ロボット掃除機は「小型家電リサイクル法」の対象になります。市区町村の回収ボックスや、家電量販店の回収サービスを利用すると、無料または低コストで手放せます。

環境省の発表によると、家電リサイクル法対象4品目の令和5年度の回収台数は約1,444万台、回収率は70.4%だったそうです。ロボット掃除機は対象外ですが、家電全般で「捨てるより次に繋ぐ」という流れは、確実に広がってきています。

「もう使わないから」と燃えないゴミに出す前に、あと一歩だけ立ち止まってみてください。次に必要としている方が、どこかにいるかもしれません。

よくある質問(FAQ)

Q: 10年以上前の古いルンバでも買取してもらえますか?

500系や600系の初期モデルになると買取不可とする業者も増えていますが、動作品で付属品が揃っていれば、数百円から数千円で受け付けている業者もあります。まずは無料査定を複数社に依頼して、値段がつくかどうかを確認するのがおすすめです。

もし買取がつかなくても、本文中でご紹介した小型家電リサイクル法のルートで手放せますので、ご安心ください。

Q: バッテリーが弱っているルンバでも売れますか?

稼働時間が1時間を切ると減額対象、まったく充電できないとジャンク品扱い(数百円)になるケースが多いです。

ただし本体の外装がきれいで、他の部品が正常であれば、部品取り需要で買い取ってもらえることもあります。バッテリー劣化がある場合は査定申し込み時に正直に申告しておくと、後々のトラブルが避けられます。

Q: 元箱や説明書がなくても買取してもらえますか?

本体・充電ドック・ACアダプターの3点が揃っていれば買取可能な業者は多くあります。ただし、箱・説明書・保証書が揃うと数千円プラスされることも珍しくないので、家の中を一度探してみてください。

今後家電を購入したときは、箱と説明書の定位置を決めておくと、いざというときに慌てずに済みます。

Q: ルンバのアプリを消す前に、型番はどこで確認できますか?

型番は3つのルートで確認できます。本体裏側のシール(Model No.表記)、元箱の側面、iRobot Homeアプリ内の「ロボットの設定」メニュー(アプリのバージョンにより表記が異なる場合があります)です。

アプリからロボットを削除する前に、型番と製造番号をスクリーンショットで残しておくと安心です。iRobot公式のFAQでも確認できます。

Q: 業者買取とメルカリ、どちらが結果的にお得ですか?

金額だけを見ると、メルカリのほうが業者買取より2〜3割高くなることもあります。ただし、写真撮影・出品文作成・購入者対応・梱包・発送といった作業を「時給いくら」で換算すると、業者買取のほうが実質的にお得になるケースは意外と多いです。

時間に余裕がある方はメルカリ、忙しい方は業者買取、というのが私からのおすすめです。

まとめ

ロボット掃除機の買取は、型番の確認・査定ポイントの把握・売却前の初期化、この3つを押さえておくかどうかで結果が大きく変わります。

特に「型番」は査定額を数千円から数万円単位で左右する要素なので、まずはご自宅のルンバをひっくり返して型番を確認するところから始めてみてください。

「まだ動くのに手放すのはもったいない」というお気持ち、私もよく分かります。でも、あなたのルンバを次に必要とする方が、きっとどこかにいます。

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