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家電の買取価格はどう決まる?プロの査定士が明かす査定額アップの裏ワザ

「あの家電、もう何年も使っていないけれど、売れるのかしら…」そんなふうに思いながら、押し入れの奥にそっとしまったままにしていませんか?私自身、かつては「買取査定」という言葉に何となく難しそうなイメージを持っていました。でも、整理収納を学び、元家電メーカーで働いていた経験を振り返るうちに、査定の仕組みはとってもシンプルだと気づいたのです。

こんにちは、整理収納アドバイザーの佐藤です。国内大手家電メーカーの広報部で8年間、新製品の価値を伝える仕事に携わった経験と、整理収納アドバイザー1級の専門知識を組み合わせながら、「賢く手放す暮らし」についてお伝えしています。

この記事では、プロの査定士が実際に見ているポイントと、今日からすぐに実践できる「査定額アップの裏ワザ」を、できるだけ分かりやすくお伝えします。知っているだけで、手元に残るお金が大きく変わるかもしれませんよ。

家電を高く売る5つの裏技
家電買取は製造年数と付属品が鍵。掃除と相見積もりで査定額が大きく変わります。思い立ったらすぐ行動を!

家電の買取価格はどうやって決まる?査定のしくみを分かりやすく解説

「どうして同じ洗濯機なのに、隣の家と査定額が違うの?」こんな経験や疑問はありませんか?実はその謎、買取業者のビジネスモデルを理解すると、すっきり解けるんです。

査定士が実際にチェックする3つのポイント

査定士がまず確認するのは、大きく分けて次の3つです。

  • 製造年数:何年前に作られたか(一般的に5年以内が高額査定の目安)
  • 使用状態:外観の傷・汚れ・動作の不具合はないか
  • 市場での需要:中古市場でどれだけ求められているか(人気ブランド・人気機種かどうか)

あなたの家電は製造から何年経ちますか?本体の背面や底面、冷蔵庫なら扉を開けた内側にシールが貼られていることが多いので、ぜひ確認してみてください。

「買取価格=再販価格-経費」で考えると分かりやすい

査定の仕組みを一言で表すと、「買取業者が再販したときに利益を出せるか」がポイントです。買取業者さんも、買い取った後に販売して利益を得ています。だからこそ、再販しやすい状態の家電は高く評価されるわけです。

整理収納の考え方でいえば、モノには「適正な市場価値」があります。その価値を最大限に引き出すためのひと工夫が、この記事でご紹介する「裏ワザ」の本質です。状態がよく、需要が高く、タイミングが合えば、査定額はぐんと上がります。逆にいえば、その3つを事前に整えることが「賢い手放し方」の第一歩です。

何年まで買取OK?家電の製造年数と査定額の関係を家電ごとに確認

「うちの家電、もう7年になるけど……売れるかな」と心配されている方は多いと思います。製造年数は査定において非常に重要な要素ですが、種類によって許容範囲が異なります。まずは目安を知っておきましょう。

【家電別】買取が期待できる製造年数の目安一覧

家電の耐用年数は、液晶テレビが6〜7年、洗濯機が7〜8年、冷蔵庫が8〜10年、掃除機が7〜8年が目安とされており、買取業者の多くはこの耐用年数を踏まえて査定基準を設けています。一般的には製造から5年以内が高額査定を狙える目安です。

家電の種類 高額査定の目安 買取限界の目安
エアコン 5年以内 6〜10年
冷蔵庫 5年以内 7〜10年
洗濯機(縦型) 5年以内 7〜10年
洗濯機(ドラム式) 5年以内 7〜10年
液晶テレビ 5年以内 7〜8年
掃除機 5年以内 7〜8年
電子レンジ 5年以内 6〜8年
炊飯器 5年以内 6〜8年

※上記はあくまで目安です。メーカー・機種・状態によって異なります。

なお、メーカーが修理対応のために部品を保有する期間も参考になります。洗濯機は7年、電子レンジやテレビは8年、エアコンは10年が部品保有期間の目安とされており、これを超えると修理が難しくなるため、買取対象外になるケースが増えます。

年数が過ぎていても諦めないで!意外と高値がつくケース

「5年を超えていたら終わり」というわけではありません。ダイソン(掃除機)やルンバ(ロボット掃除機)などの人気ブランド、国内大手メーカーの上位モデルなどは、年数が多少経っていても中古市場での需要が高いため、査定対象になるケースがあります。

「きっと売れないだろう」と思い込まずに、まずは無料査定に出してみることが大切です。私自身、フリーマーケットを通じて「意外なものに価値がある」という体験を何度もしてきました。査定してみてはじめて分かることが、たくさんあるものですよ。

査定に出す前にやるべき!家電を高く売るための掃除・準備の手順

整理収納アドバイザーとして、私がいつもお伝えしていることがあります。「手放す前のひと手間が、モノの価値を守る」ということです。家電の査定でも、これはまったく同じ。清掃状態一つで査定額が変わることを知っておいてください。

STEP1:外観の汚れ・ホコリを落とす(NG清掃も要チェック)

まずは外観から。固く絞った雑巾で、汚れやホコリをやさしく拭き取りましょう。汚れやホコリを予めふき取っていただくだけでも、実際に実物を見る査定スタッフの印象は大きく変わると、買取業者のスタッフも口を揃えます。

注意したいNGポイントは次の3つです。

  • 水をかけての丸洗いはNG(電装部品が故障する恐れがあります)
  • 研磨剤入りクリーナーはNG(傷の原因になり、かえってマイナス査定に)
  • 精密部品まわりをムリに拭くのはNG(液晶パネルや端子類は専用品で)

「15分もあれば終わります」というのが私の実感です。あまり構えずに、ていねいな拭き掃除から始めてみてください。

STEP2:リモコン・内部フィルターなど細部まで手を入れる

外観の次は細部です。特に見落としがちなのが、リモコンと内部フィルターです。

液晶テレビなどでリモコンが純正でない場合は、平均して5,000円から8,000円ほどのマイナス査定になる場合があるというのは、多くの方が知らない事実です。エアコンや空気清浄機のフィルターは、取り外して水洗いし、しっかり乾かしてから戻しておきましょう。掃除機はダストボックスを空にし、フィルターのホコリを取り除くだけで印象がぐっと変わります。

査定士さんは見ています。でも、難しくはありません。ひとつひとつ確認していくだけで大丈夫です。

STEP3:動作確認と必要な事前準備(冷蔵庫・洗濯機は特別な手順あり)

査定前には必ず電源を入れ、全機能が正常に動くかを確認しておきましょう。この確認を怠ると、当日に動作不良が判明してマイナス査定になることがあります。

冷蔵庫と洗濯機は特別な手順があります。

冷蔵庫

電源を切った後は最低24時間以上経ってから移動してください。コンプレッサーのオイルが落ち着くまで時間が必要です。

洗濯機

本体内部に残った水を「水抜き」してから引き渡す必要があります。業者によっては水抜きをサポートしてもらえる場合もあるので、事前に確認を。

「事前に知っておくだけで当日がスムーズ!」今すぐできることから始めてみましょう。

付属品・保証書・外箱はどれだけ重要?査定額への影響を正直に解説

「リモコンって、どこに置いたっけ…」「箱は捨てちゃったな」こういう経験、どなたにもあると思います。私も昔はそうでした。でも整理収納を学んでからは、「付属品をまとめて保管する」という習慣が自然と身につきました。これが、後々の手放しやすさにつながるんです。

付属品については、「あると査定額が上がる」というよりも、「ないと確実にマイナスになる」と考えておくのが正確です。

【優先度別】付属品チェックリスト

査定への影響が大きい順にまとめました。

  • リモコン(純正品):テレビ・エアコンなどで5,000〜8,000円のマイナスになるケースあり
  • 電源コード・ACアダプター:動作確認に必要。ない場合は大幅マイナス
  • 保証書:未記入のものは特に高評価。記入済みでもプラスになる場合あり
  • 取扱説明書:ないとマイナスになることがある(ネットでダウンロード対応の機種は影響が小さい場合も)
  • 専用アタッチメント・付属品(ドラム洗濯機の固定金具など):ある場合にプラス査定につながる
  • 外箱(共箱):精密家電や高額商品では外箱があるとプラスになることが多い

高額家電では、付属品の有無で1〜3万円の差が出ることもあります。これは決して小さな差ではありませんよね。

付属品を紛失しても諦めないための対処法

付属品が見つからなくても、買取自体は可能です。まずは査定を依頼して、減額幅を確認してから売るかどうかを判断するのが賢いやり方です。また、複数の家電をまとめて売る「まとめ売り」で補える場合もあります。

そして、これからのために。「購入したら付属品を一箇所にまとめておく」という習慣をつけておくと、将来の手放しがずっとスムーズになります。わが家では、家電ごとに小さなジッパーバッグにまとめて、本体に貼っています。ぜひ試してみてください。

家電を高く売るベストなタイミングはいつ?季節・モデルチェンジ・新生活を逃さない

整理収納アドバイザーとして、そしてフリーマーケット好きとして実感していること。「モノには売り時がある」ということです。同じ家電でも、売るタイミングによって査定額が大きく変わることがあるんです。

生活家電・季節家電・AV家電の売り時カレンダー

時期 売り時の家電 ポイント
2〜3月(新生活前) 冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ全般 新生活需要で中古の需要が高まる
4〜5月(夏準備前) エアコン・扇風機 シーズン直前が最も需要が高い
8〜9月(秋の新生活前) 生活家電全般 冷蔵庫・洗濯機のモデルチェンジ期
10〜11月(冬準備前) ストーブ・ヒーター・加湿器 冬シーズン前が売り時
随時(モデルチェンジ前) 買い替え検討中の家電全般 新モデル発表直前が旧モデルの売り時

エアコンや扇風機はシーズン直前の「売り時」がはっきりしています。扇風機やヒーター、加湿器やエアコンなどの季節家電は、需要が高まる直前に売ることで査定額が上がりやすくなるというのは、買取業者の共通認識でもあります。

冷蔵庫・洗濯機・テレビは、3月と8〜9月が特に狙い目。新生活需要とモデルチェンジのタイミングが重なることが多く、中古市場でも動きが活発になる時期です。

「モデルチェンジ前」が高く売れる理由

新モデルが発売されると、旧モデルの買取価格は一気に下がります。これは中古市場での価値が相対的に低下するためです。たとえば冷蔵庫は9〜10月に新モデルが発売されることが多く、その直前に旧モデルを売るのが鉄則です。

「今のモデルがいつ新しくなるか」を知っておくことは、家電の賢い手放し方の一つ。メーカーのウェブサイトや家電情報サイトをチェックして、ライフスタイル情報として普段からアンテナを張っておくとよいでしょう。

そして何より大切なのが「思い立ったが吉日」という考え方。「季節を1年待ってから売ろう」としていると、その間にさらに1年分古くなってしまいます。「付属品が見つからない」「外観が汚れている」とモタモタしている間にも新しいモデルの家電が発売されるため、家電を高く売りたいなら”思い立ったが吉日”です。

家電買取で損しない!複数業者への相見積もりと業者選びのポイント

「1社だけに査定を出せばいいんじゃないの?」実は、これが一番もったいない行動かもしれません。同じ家電でも、業者によって査定額に差が出ることは珍しくありません。最低でも2〜3社に問い合わせることを、私は強くおすすめしています。

店頭買取・宅配買取・出張買取の違いを比較

買取方法には主に3種類あります。それぞれの特徴を整理しておきましょう。

買取方法 手間 現金化 こんな場合におすすめ
店頭買取 やや手間(持ち込みが必要) 即日現金 小型家電・すぐ現金が欲しい時
宅配買取 少ない(箱に入れて送るだけ) 数日後 中小型家電・自宅から出たくない時
出張買取 ほぼゼロ(家に来てくれる) 当日〜数日後 大型家電・複数まとめて売る時

冷蔵庫・洗濯機・エアコンのような大型家電は、重くて持ち込めないことがほとんど。出張買取を使えば、スタッフが自宅まで来て運び出してくれるので、とても便利です。宅配買取なら、スマートフォンで写真を撮ってLINEやWebから事前査定できる業者も増えており、自宅にいながら複数社への相見積もりができます。

まとめ売りで査定額を最大化する方法

複数の家電をまとめて売ると、業者側の作業コストが下がる分、査定額に還元してもらえるケースがあります。まとめて不用品を売ると最大60,000円アップになる「プラスアップキャンペーン」を実施している業者もあるほどです(2025年11月時点の情報)。

整理収納アドバイザーとして、私がいつもおすすめしているのは「不要品の一斉手放し」です。大掃除・引越し・季節の変わり目のタイミングで、まとめて家電を査定に出してみてください。部屋もスッキリ、お財布もうれしい、一石二鳥の手放し体験になりますよ。

よくある質問

Q: 製造から5年以上経った家電は買取してもらえませんか?

A: 5年を目安に査定額は下がる傾向がありますが、メーカーや機種の人気によっては10年以上経過していても買取可能なケースがあります。ダイソンやルンバなど人気ブランドは年数が多少経っていても需要が高く、まずは無料査定に出してみることをおすすめします。「売れないかもしれない」と思い込まずに、一度試してみてください。

Q: 付属品やリモコンを紛失してしまいました。それでも売れますか?

A: 付属品がなくても買取自体は可能ですが、査定額はマイナスになる場合があります。特にリモコンの純正品がない場合、液晶テレビなどでは5,000〜8,000円程度の減額になることもあります。まずは査定を依頼し、減額幅を確認した上で売るかどうかを判断するのがよいでしょう。

Q: 査定に出す前に掃除は必ず必要ですか?

A: 必須ではありませんが、清掃状態は査定額に直接影響します。目立つ汚れやホコリを取り除くだけでも査定士の印象が大きく変わります。整理収納アドバイザーとして、「手放す前のひと手間」を習慣にすることをおすすめしています。15分程度のお手入れで、受け取れる金額が変わることがありますよ。

Q: 家電を高く売るのに最適な季節はいつですか?

A: 家電の種類によって異なります。エアコンや扇風機はシーズン直前(夏前の4〜5月)、ストーブ・ヒーターは秋(10〜11月)が需要が高く高値がつきやすい時期です。また、3月・8〜9月は新生活需要やモデルチェンジが重なり、生活家電全般が売れやすい時期です。迷っているうちに新モデルが出て価格が下がることもありますので、売ると決めたら早めの行動をおすすめします。

Q: 1社だけに査定を依頼するのと、複数社に出すのとでは、どちらがいいですか?

A: 複数社への相見積もりを強くおすすめします。同じ家電でも業者によって査定額に差が出ることは珍しくありません。現在はWeb・LINE・電話で事前に無料査定を受けられる業者も多いため、最低でも2〜3社に問い合わせてみると安心です。

Q: 壊れた家電(ジャンク品)でも買取してもらえますか?

A: 業者によっては動作不良品でも査定を受け付けています。ただし、製造年数が古すぎる・安全基準を満たさないなどの理由で買取不可になるケースもあります。「きっと売れない」と決めつけず、まずは無料査定を依頼してみてください。意外な金額がつくこともあります。

Q: 保証書や外箱がある場合、査定額は変わりますか?

A: 変わる場合があります。特に高額家電では保証書(未記入・記入済みで評価が異なる)や外箱があるとプラス査定につながることがあります。購入時から付属品をまとめて保管しておく習慣が、将来の売却時に役立ちます。

Q: まとめて複数の家電を売ると、高くなりますか?

A: 傾向としてはまとめ売りの方が有利なケースが多いです。業者の作業コストが下がる分を査定額に反映してもらえることがあり、キャンペーンを実施している業者では大幅な買取額アップも期待できます。大掃除や引越しのタイミングで不要な家電をまとめて整理すると、一石二鳥ですね。

まとめ

家電の買取価格は「製造年数・状態・需要・タイミング」という4つの要素で決まります。今日お伝えした内容を整理すると、次の5つが査定額アップの鍵です。

  • 製造5年以内に売るのが高額査定の目安
  • 付属品(特にリモコン)をしっかり揃える
  • 査定前に外観・内部を15分ていねいに拭き掃除する
  • 季節需要やモデルチェンジを意識してタイミングを選ぶ
  • 2〜3社への相見積もりで最高値を引き出す

「使わないまま眠らせておくより、必要な人の元へ。その方が家電にとっても幸せ」というのが私の考え方です。手放すことは、決して寂しいことではありません。むしろ、モノの価値を次の人へつなぐ、素敵な循環だと思っています。

まずは気軽に無料査定から始めてみてください。手放す一歩が、きっと暮らしを軽くしてくれますよ。

ぜひ「高価」査定額を実際にお確かめください

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